職人の世界では、一人前という言葉がよく使われます。
左官でもスタートは見習いから。みんなが一人前を目指します。
技術が一人前になれば、それに見合った待遇を得ることができます。
ただ考えてみると、「一人前とはどういうことか」は非常にあいまい。
そこで今回は、左官職人にとっての一人前についてお話しします。
どんな人を一人前と言うのか
左官の技術は基本的に、親方や先輩に現場で教えてもらいながら身につけます。
一人前と言えるのは、「1人で現場へ行き、任された仕事をこなせるようになったとき」。
下準備から現場の完成まで、誰かに指示されることなくこなせるようになったら合格と言えるでしょう。
多くの職人さんは基本や応用を10年くらいかけて身につけていきますが、中には早い時期から一人で現場を担当する人も。
一人前までの期間は、努力次第で長くも短くもなります。
一人前に必要な素質
左官の道具も進化し、昔よりずっと楽に作業ができるようになりました。
その分、上達も早くなります。
ただどうしても必要なのは、「どうすればもっと良くなるかを自分で考える」姿勢。
考えながらコツコツ続けられる人であれば、早く一人前になって活躍することが可能です。
一人前の職人さんは、身につけた技術と積み上げた経験に誇りを持ち、何十年も残る素晴らしい仕事をしています。
オーガでは未経験者も含め、随時スタッフを募集しています。
技術力の高い職人による教育や指導にも力を入れていますので、左官に興味がある方は、いつでもお気軽にご連絡ください!